🤍 ナトロライト(ロシア産)
― 星の階段を登る、光の糸 ―
① 石の説明(基本情報)
ナトロライト(Natrolite)は、ゼオライトグループに属する鉱物で、
繊細な針状結晶が束になって放射状に広がる独特の美しさを持っています。
中でもロシア産(コラ半島・モンシェゴルスク地域)のナトロライトは、
きめ細かく、雪のような白さと、透明感のある光沢が特徴で、
スピリチュアル用途においては「超越の光」「魂の導線」として扱われます。
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和名:ナトロ沸石
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結晶系:斜方晶系
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モース硬度:5〜5.5
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主な産地:ロシア(高品質)、インド、アメリカ
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特徴:白く細い繊維状結晶。高次との接続力が強い。
② 石の神話(創作神話)
「星の糸」
昔むかし、
夜空と地上はもっと近くて、星々の声が人々に届いていたころ。
ある天の織女が、星と星を結ぶ白い糸を紡いでいた。
それは「魂の道しるべ」だった。
しかし、人が争い、忘れてしまったとき、
その糸は地上に降り、石となって眠りについた。
それがナトロライト。
人がもう一度“星の声”を聴こうとしたとき、
再びその石は、微かな光を放ち始めるという。
③ 石の特性(効能)
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高次元とのアクセス:魂の記憶、守護存在、未来ビジョンとのつながり
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繊細なエネルギーの増幅:フェナカイトなどと併用すると、微細波動が明瞭に
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浄化と調和:オーラや空間の“ノイズ”を整える
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夢と直感の目覚め:夢見、明晰夢、霊的ビジョンをサポート
④ 石のエネルギー(波動的性質)
ナトロライトの波動は、極めて精妙で“糸のように軽やか”です。
フェナカイトが“光の柱”なら、ナトロライトは“星々をつなぐ細い橋”。
感性の繊細な人ほど、その柔らかな光を感じ取ることができます。
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対応チャクラ:クラウン(第7)~コーザル(第8以降)
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エネルギー質:透過性・微細・高次への導き・星的な記憶
くまら曰く:
「これは“内なる宇宙”に張られた糸。
その細さゆえに、信じる心がなければ、気づけない。」
⑤ 石の浄化方法
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おすすめ:音叉、月光浴、クリスタルクラスター、ホワイトセージ(軽めに)
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注意点:繊維質があるため、水・塩は避ける
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保管時:静かな場所で他の高波動石と一緒に置くとより良い
⑥ 相性が良い石
相性の良い石 | 効果の補足 |
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フェナカイト | ナトロライトの微細波動を明確にする「光の柱」として相乗効果 |
ダンビュライト | 高次の愛を包み込む共鳴。心身を癒しながら高める |
モルダバイト | 魂の変容の“速度”を加速。ナトロライトが負担を軽減 |
ヒマラヤ水晶 | ナトロライトの繊細さを保ちながら、場を安定化させる基礎石 |
⑦ くまらの寓話:
「糸の先に、君がいた」
小さな白い石が、テーブルの隅に転がっていた。
それはまるで、光がほどけた糸のようだった。その日、少女は夢の中で誰かの声を聞いた。
「あなたは、私の忘れもの」朝目覚めて、少女は石を手に取った。
指先に触れた瞬間、心の奥から“景色のない記憶”が浮かんできた。
それは、名前も場所もない、けれど“懐かしい”何か。誰かを思い出した気がする。
それが誰かは分からないけれど、たしかに、そこに“愛”があった。くまらのひとこと:
「星と星のあいだに、君の道がある。
その道はとても細くて、やさしくて、でも、たしかに光っている。」
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