封印された灯り | ライネライト・クリスタル – 天然石セレクトショップ

封印された灯り

ウラルレムリアンの物語 – 『封印された灯り』
舞台:東京都・吉祥寺の古道具屋兼天然石スペース
主人公:梨乃(りの/42歳/出版社勤務・編集者)
テーマ石:ロシア・ウラル産レムリアンクォーツ(クリアなワンド形)

✨【序章】
気分転換のつもりで立ち寄った、吉祥寺の路地裏。
古道具屋と書かれた、風変わりな店のガラス戸を開けた瞬間、
ひやりとした空気とともに、視界の隅に“何かの光”が入った。

店の奥の棚。
そこに立っていた一本のクリアクォーツ。

「え…なんで知ってるの?」
その石を見た瞬間、なぜか涙がこぼれた。
理由もなく、心の底がじんわり温かくなって、震えた。

🌿【第一章:触れてはいけない感じ】
店主が話しかけてきた。

「それ、ウラルの山から来たレムリアンですよ。
 持ち主を選ぶ石でね。触らずに帰る人も多いんです」

「なんで涙が出たんでしょうか」と尋ねると、
店主は、にこりと笑った。

「それはたぶん、再会したからですよ」

梨乃は、その言葉に妙に納得してしまった。

けれど手に取るのが怖かった。
“まだ、わたしが触っていい段階じゃない”ような気がして、その日はそのまま帰った。

🌌【第二章:灯りが点いた夜】
その晩、
自宅のベッドでうとうとしていると、
夢の中であの石が現れた。

ただ立っているだけの石なのに、
近づこうとすると、
パチッと音がして、中から小さな光の球が現れた。

その光がふわりと浮かび、梨乃の胸のあたりにすっと入ってきた。

「覚えていてくれて、ありがとう」

誰かの声が、確かに聞こえた。

目が覚めたとき、胸がじんわりと熱く、呼吸が深くなっていた。

🪞【第三章:戻るべき場所】
次の日。
もう一度、あの店に向かった。
あの石は、まだそこにあった。

手に取ると、前日とは違い、
不思議なことにほんのり温かかった。

「これは、昨日まではまだ“目覚めていなかった”んでしょうね」

店主の言葉に、鳥肌が立った。

石の中に、うっすらと虹が浮かんでいた。
前日はなかったはずの光彩だった。

梨乃は、その場で購入を決めた。
説明も、意味も、もう要らなかった。

🌠【エピローグ:灯りとともに生きる】
いま、梨乃のデスクにはそのレムリアンが立っている。

ただ“そこに在る”だけで、
不思議と呼吸が整い、集中できる。

触れるたびに、
内側に隠れていた言葉が自然と出てくるようになった。

「わたしの仕事は、灯りを届けることだったんだ」

そう気づかせてくれたのも、この石だった。


🌈【この物語が伝えていること】

不思議な涙、理由のない安心感、
そして夢に出てくる石。

それは、
“あなただけのレムリアン”からの呼びかけかもしれません。

触れるタイミングは、石の側にもある。
けれど、迎えに行ったとき、
石もまた、光を灯してくれる。

あなたの中の“何か”を照らすために。

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